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イヤイヤ期と発達障害の違い

子育て

初めての育児では、イヤイヤ期には驚かれるママさんもたくさん。心配になり、もしかしてうちの子は発達障害なのかしら、と不安に思う方もたくさんいらっしゃいます。

イヤイヤ期と発達障害の違いについて、詳しくお話していきます。

発達障害がハッキリするまでには、時間がかかるもの

イヤイヤ期が始まると、あまりの癇癪や執着に、発達障害なのかもしれないと気にする方もいらっしゃいます。一見するとイヤイヤ期の症状と発達障害の症状が似ているためです。

イヤイヤ期か発達障害なのかを見分けるのはとても難しいのですが、発達障害の場合には、別のサインも見られるので総合的に長い期間を経て判断すると見わけが付きます。

例えば発達障害と一言で言っても、
自閉症、ADHD、アスペルガー症候群、学習障害など様々な種類があります。同じ種類だとしても、個々によって症例も様々です。一般的な傾向はありますが一概にこの種類だから、この症状がでるとも言い切れません。

発達障害にみられる傾向として
・物事に強いこだわりがある(執着する、整列したがる)
・感覚が過敏である(音に過敏、触覚、味覚に過敏など)
・発語が遅い、または独特である
・多動性、衝動性がある(落ち着きがない、突発的な動きが多い)
・強い癇癪がある
・睡眠に特徴がある
・コミュニケーションに特徴がある

この癇癪やこだわりなどが、ちょうどイヤイヤ期のお子さんと似た症状になります。
ただ、上にあげた例は、どのお子さんも発達段階において何かしら当てはまるものになり、素人が見分けるのは困難です。
医師でも幼い時に1度の診断で判断することは稀で、経過観察をしていく中で、イヤイヤ期やその後の成長を見守りつつ、様々な検査を経て診断に至ります。核家族化が進み、初めての育児で他のお子さんと比較をしたことがない場合は、一般にどの程度のものか判断付きかねると思います。

発達障害は乳児期にはなかなか見わけがつきづらいのですが、歩き始めたり、おしゃべりしはじめると、少しづつ周囲との違いに気が付いてきます。その時点で先生に相談しても要観察になるかと思います。そして観察していく中で、幼稚園、小学校と集団生活を経て、うまく周囲になじめない、同じカリキュラムをこなせないなどの問題が生じ、そのための対応策がとられることにより、判断や程度がわかるのです。
周囲のサポートをさほど必要としない場合もあり、グレーゾーンかもしれません。

イヤイヤ期との違いは?

とてもデリケートな問題であるということを念頭にお話します。まず、発達障害とは脳の機能障害により起こるものです。
イヤイヤ期は、成長の過程によって起こるものです。2つの違いはここになります。

同じような動きをしていても、両者の目的がことなるので、もしかしたらと感じることはできるかもしれません。

発達障害の場合は、脳の機能として起こりえる結果により、本人もそれによって生活に影響を受けているように見受けられます。

例えば野菜などの好き嫌いを例に挙げると、イヤイヤ期のお子さんは、「野菜はたべたくないの!」と言ってお皿をひっくり返してしまうかもしれませんが、おいしく食べられる工夫したり、楽しい言葉がけをしたり、イヤイヤ期が過ぎてみると食べれるようになっていたり、又は食べようと努力する姿勢が見られます。

発達障害のお子さんの場合は、味覚上でその味が不快感をもたらすので、大きくなってみて触感や味などが原因でどうしても食べられないのだと、気持ち悪いのだと教えてくれる場合があります。

他にも、朝出かけるときにお気に入りのハンカチが見当たらなくて代わりのを持たせたとします。イヤイヤ期の場合には、「絶対にこのハンカチじゃなきゃいや!」となるかもしれませんが、気をそらしたり、外に出るなどで環境が変わったり、公園に行ったらすっかり忘れていた、というように、自分の意見やわがままを言うのが目的であるので、さほど継続してその物事に執着しない様子があります。

発達障害のお子さんの場合には、お子さんの中のルールがあり、どうしてもそのハンカチじゃないと困るのです。困る理由は様々ですが、そうできなかったことで、外に行ってもずっと引きずってしまって、そのルールにお子さん自身も縛られて生活が窮屈になってしまっています。

もし経過とともにイヤイヤ期にも変化が訪れ落ち着いてくるようであれば、さほど心配する必要はありません。気になるようでしたら、お住いの地域の相談窓口などに相談してみるのもよいかもしれません。

まとめ

イヤイヤ期と発達障害の違いは、まだ幼いが故に判断するのは難しく、医師であっても経過を観察しながら診断をしていきます。

やみくもに不安になるのを避けるために、もし心配ならどのようなことで困っているのか。育児書を参考にイヤイヤ期なのか、それともイヤイヤ期と言われる症状よりも大変であるのかを記録を付けてみてください。

その上で、心配であれば地域の相談窓口、医療機関などに相談してみると不安も解消されると思います。自分だけと思っても、意外とみんな同じようにイヤイヤ期で大変な思いをしている可能性もあります。
同じくらいのお子さんを持っている方と話す機会も気晴らしになります。
また、一人で抱え込まずに、相談できる人を探しましょう。

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