「いつから2回食?3回食は?」「このペースで合っているのかな?」と不安になるママ・パパはとても多いです。
離乳食には目的があり、月齢によって 回数・タイミング・ステップアップの目安 がだいたい決まっています。
ここでは、流れがイメージしやすいように、回数と月齢の目安を整理してご紹介します。
離乳食の回数の流れ
離乳食の回数は、おおまかに次のようにステップアップしていきます。
- 1回食:離乳食を始めた頃。1日1回、少量からスタート。
- 2回食:離乳食に慣れてきたら。午前と午後の1回ずつ、計2回。
- 3回食:朝・昼・晩の3回。家族と同じ時間に食べる練習。
- その後:10時と15時におやつ(補食)が入り、1日3食+おやつのリズムへ。
新生児期の頻回授乳が落ち着く 生後6か月頃 から少しずつ離乳食へ移行していきます。
その後、乳汁(母乳・ミルク)中心から食事中心へと徐々に切り替わり、
3歳頃までは「1日6回ほどの栄養補給の機会」 が必要だと考えられています。
その6回分の栄養を、
- 乳汁だけでとっている時期 → 新生児〜乳児前半
- 乳汁+離乳食でとっている時期 → 離乳食期
- 食事+おやつでとっている時期 → 幼児期
と、少しずつ 「乳汁 → 食事」へ橋渡ししていくのが離乳食 です。
授乳・ミルクの時間と離乳食の入れ方
離乳食を始める前は、授乳やミルクの時間がだいたい一定になってきています。
<離乳食開始前の授乳・ミルクの時間の目安>
- 朝食の時間
- 午前10時ごろ
- 昼食の時間
- 午後15時ごろ
- 夕食の時間
- 就寝前
ここから、次のように離乳食を入れていきます。
1回食の時期
- アレルギーが出たときに病院に行きやすいよう、午前10時ごろ に離乳食を追加します。
- 離乳食のあとに、欲しがるだけ母乳やミルクをあげます。
2回食の時期
- 午前10時ごろ と 午後15時ごろ に離乳食をあげます。
- そのほかの時間帯は、これまで通り授乳やミルクで栄養を補います。
3回食の時期
- 朝・昼・晩 の食事の時間を離乳食に置き換えます。
- 離乳が進んでいれば、
- 10時、15時におやつ
- 必要に応じてフォローアップミルク
などで栄養を補います。
その後、幼稚園入園までは 10時と15時のおやつ が基本です。
幼稚園入園頃からは 15時のおやつだけ になることが多く、
そのまま小学生になっても「午後のおやつ」として続いていきます。
月齢別・離乳食の目安
1回食(生後5〜6か月ごろ)
- 回数:1日1回
- 栄養の中心:母乳やミルク
- はじめる食材:アレルギーの少ない おかゆ からスタート
- 慣れたら、少しずつ 野菜 → たんぱく質 へと広げていく
- かたさ:なめらかにすりつぶしたペースト状
この時期の目的は、
- 母乳やミルク以外のものを 口にしてみる経験 をすること
- 初めての食材に対して アレルギー症状が出ないか確認 すること
です。
栄養よりも「慣れること」がメインと考えて大丈夫です。
2回食(生後7〜8か月ごろ)
- 回数:1日2回(午前・午後)
- 栄養の中心:まだ母乳やミルク
- 食後も、欲しがるだけ母乳やミルクをあげてOK
- ねらい:
- 食材の種類を増やし、いろいろな 味・舌ざわり を体験させる
- もぐもぐする 口の動き を覚えていく
- かたさ:舌でつぶせるくらいのやわらかさ
少しずつ モグモグ期 に入っていく頃です。
- 食感を少しだけ残したり
- 野菜やたんぱく質の形を小さくして入れてみたり
しながら、楽しく食べる経験を増やしていきましょう。
まだこの時期は、
- 「しっかり食事から栄養をとる」より
- 「いろいろな食材や食感に慣れる」こと
が大事です。母乳やミルクは 欲しがるだけあげて大丈夫 です。
3回食(生後9〜11か月ごろ)
- 回数:1日3回(朝・昼・晩)
- 栄養の中心:食事がメインに
- 食べが悪いときはフォローアップミルクなどでサポート
- かたさ:歯ぐきでつぶせるくらいのやわらかさ
- ねらい:
- 家族と同じ時間に食事をする習慣をつける
- 自分のペースで食べる練習をする
この頃から、
- 遊び食べ
- ムラ食い(たくさん食べる日・あまり食べない日)
もよく見られるようになります。
そんなときは、
- 10時や15時のおやつ
- 食後のフォローアップミルク
で上手に栄養を補ってあげると安心です。
離乳食から幼児食へ(1〜2歳ごろ)
- 回数:1日3回しっかり食べる
- かたさ:歯ぐきで噛めるくらい
- 見た目のイメージ:
- 大人の食事とほとんど同じ
- ただし 味付けは薄め・やわらかめ に調整
この頃になると、
- 主食(ご飯・パン・麺)
- 主菜(肉・魚・卵・大豆製品など)
- 副菜(野菜・いも・海藻など)
をそろえた「一人前の食事」を食べられるようになってきます。
ここまでくれば、離乳食の完了 と考えてOKです。
まとめ
- 離乳食は、 母乳やミルクから「食事」へと切り替えるための練習期間 です。
- 2回食 のうちは、まだ母乳やミルクが栄養の中心で、離乳食は「お試し追加」のイメージです。
- 3回食 になると、食事からの栄養がメインになり、
- 離乳してフォローアップミルクに移行するお子さんも増えてきます。
お子さんの体調や病気、気分などで、
- 思うように食べ進まない時期
- 一時的に食べる量が減る時期
があっても、決して珍しいことではありません。
最終的にはみんな 離乳して普通の食事へと移行していきます。
月齢の目安はあくまで「目安」としてとらえ、
- お子さんの様子
- 家族の生活リズム
に合わせて、あせらずゆっくりステップアップしていってあげてくださいね。


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