
日中にママがメインで運転するご家庭では、赤ちゃんの様子がわかるのでつい助手席に設置したくなります。
でも待って、助手席にはエアバックがあります。
ここでは、チャイルドシートを助手席に設置してもよいのかお話しをしていきます。
助手席にチャイルドシートを設置する問題点は?

助手席にチャイルドシートを設置したとしても、法律上の義務違反にはなりません。
ですが問題点がいくつかあります。
●助手席にはエアバックが常設されている
●2ドアや3ドアの車で後ろの座席に人が乗っている場合、助手席にチャイルドシートを装着すると緊急時の脱出の妨げになる場合がある
●チャイルドシートの大きさによっては、後ろ向き設置によりドアミラーが見えにくくなる場合がある。
●運転中気が散ってしまう
●事故にあった時に被害が大きいのが助手席だと言われている
助手席設置の一番の問題点はエアバックです。
エアバックは事故にあった時にフロントガラスやダッシュボードに激突するのを防ぐために、衝突検知センターが衝撃を感じると、ガス発生装置が点火し、0.05秒という速さで膨らみます。
その膨らむ速さは新幹線並みと言われています。
シートベルトの着用とエアバックにより、死亡率は1/7以下に減ったとされています。成人がシートベルトを正しくつけたうえで事故にあった時に、効果がある器具であることは確かなのですが、これは子供にはあてはまりません。
記憶にある方もいらっしゃるかもしれませんが、助手席に座っていた幼児がエアバックに圧迫され、死亡したケースがありました。チャイルドシートを使用していなかった影響もありますが、大人では事故からの衝撃から守ってくれるエアバックが、子供にとっては危険を及ぼす場合もあるのです。
どうしても助手席に乗せなければならないときには、どんなリスクがあるの?

では、チャイルドシートを助手席に付けてしまった時に、どのようなリスクがあるのかお話ししていきます。
まず、チャイルドシートはエアバックが常設されている助手席に設置すると危険です。
事故にあった時に一番被害が高くなるのが助手席であるという結果もあります。
首が座っていない時期には後ろ向き設置で衝撃に対して背面で分散する仕組みがあります。もしこの時期に助手席にチャイルドシートを後ろ向きに設置したらどうなるでしょう?
万が一エアバックが作動すると、エアバックはチャイルドシートの背面を通して衝撃を与えるので、事故の前面への衝撃に、さらにエアバックによる背面からの衝撃が加わり大変危険です。
どうしても助手席に設置しなければならないときには、エアバックのスイッチを切るという方法もありますが、法律違反ではないものの、メーカーなどからの推奨がないこと。
国内で助手席にチャイルドシートを設置した安全試験を行っていないので、どのような影響があるのかわからないということを考慮しなければなりません。
他にも、2ドアや3ドアの車で後ろの座席に人が乗っている場合、助手席にチャイルドシートを装着すると緊急時の脱出の妨げになる場合や、ドアミラーが見えにくくなる場合があります。
使用前にメーカーの使用説明書に目を通しておきましょう。
まとめ
子育てをしていると、子供が話をしたがったり、ぐずっていて様子をみたいときなど、助手席にお子さんをのせると便利なシーンがあります。
ですが、助手席に安易に乗せるということは、危険と隣り合わせであること。もし乗せる場合は、どのようなリスクがあるのかを理解したうえで、助手席に装着すべきなのかを考えなければなりません。
安心して車にのるためにも、チャイルドシートの使用説明書に目を通しておきましょう。


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