
忙しい子育ての毎日、時間に追われることもたくさんある中で、つい感情的になって叱ってしまうことがありませんか?
怒った後には、「ママごめんね」という子供の言葉でハッとして反省するものの、ではどうするのが正解なのかわからないまま。
育児書には様々な叱り方、躾の本があり、
どれを参考にしたらよいのかわからず軸がブレる毎日。
ここでは、叱るということの目的からお話していきます。
目的が分かればあとはやりかたは自分次第です。
叱るってそもそも何をすることなのかを考えてみましょう
当たり前のことのように感じるかもしれませんが、「叱る」というのは一体何を目的にやっているのでしょうか。
たいていのママは、その目的を知っています。
「子供が悪いことをしたから直してあげる」、正解です。
「子供が将来人に迷惑をかけないために叱っている」、正解です。
どのママも、どうして叱るのか。
目的地のゴールはわかっているのに、何に乗っていくのか、どの道を通るのかがわからないのです。
「叱る」って「教える」こと

子供が何か叱られるようなことをしたとします。
原因は何だと思いますか?
すごくシンプルなんです。
正しい方法を知らなかったんです。
正しい方法なら教えたと、これもほとんどのママさんが言うと思います。
それはママが考えている正しい方法で、子供には伝わっていないのです。
よくある例が、問題を起こしたときにひとっ飛びに正解を教えてしまうこと。
「部屋を片付けなさいって言ったでしょ。」
「弟はぶっちゃダメって言ったでしょ。」
「嘘ついたらだめでしょ。」
そんなのは子供もよくわかっているのです。
ではなぜ何度も同じことを言う羽目になるのかというと、ゴールとなる目的地は伝えても、何に乗るのか、どの道を通るのか、
やり方を教えてあげていないことが多いのです。
もし、詳しく話をしていたのにできなかったとしたら、原因として考えられるのが、
・子供には説明が難しすぎた。
・理由だけ説明して、改善策を提案していなかった。
また、次のステップとして、知っていたけれどやってしまうということがあるので、
これは同じくまたそのことを受け止めたうえで教えればいいのです。
思っている以上に子供はわからないものなのです。
だから、子供がわかるように、伝わる方法で、何度も「教える」必要があるのです。
また、同時に子供が改善できる策をいくつも考える必要があるのです。
この2点を同時に行っていきます。
具体的な進め方
では、具体的に例を挙げて話していきたいと思います。
「部屋を片付けなさいって言ったでしょ。」と叱っても効果がありません。
子供には、なぜ片付ける必要があるのか、どうして片付けなければいけないのか、
片付けるためにどうしたらよいのかを教えます。
なぜ片付ける必要があるのか。
・片付けをして衛生的に暮らすこと。
・片づけをしないと物がどこにあるかわからなくて困ること。
・将来自立した時に自分が困ること。
などご家庭の希望を、わかりやすく、図にして説明をしてあげてください。
その時に、将来どうやって生きていくことになるのかまでじっくりと話をしてあげてください。
「将来あなたがこまるよ」だけじゃ、子供はわからないのです。
じっくり伝えたとしても、本当にわかるのは自立して困ったときでしょう。
それでも、想像はできます。
次に、片付けができない原因を改善します。
・おもちゃ箱がいっぱいで片付けできないのであれば、おもちゃ箱を増やします。
・しまう場所がわからないのなら、ラベリングします。
子供の性格や年齢、性別など、あなたのお子さんができる方法がかならずありますので、それを見つけます。
もし決めたやり方で改善しないのであれば、お子さんにやる気がないのではなく、その改善策が間違っています。
・ラベリングでもわからなければ、色分けにする。
・しまうのがめんどくさそうだったら、片付けの音楽を決めて時間を決める
など、あなたのお子さんがどうやったら楽しくできるのかをしっているのは世界でパパとママだけです。
オリジナルのやり方を工夫します。
そして、これらの一連の作業を明文化することが一番大切です。
つまり、言葉にしてルール作りにするのです。
「我が家のお片付けルール」でもよいですし、「5分間おもちゃ片付けタイム」でもOKです。
名前を付けることによって、親子で問題意識が芽生え、改善しなかったときに
では「5分間おもちゃ片付けタイム」のやり方を少し変えようね、と話題にすることができ、いつでも修正ができるのです。
〇目的は何かを分かるまで伝える
〇子供ができるやり方を発見する
〇これに名前を付ける
この手順になります。
まとめ
子供を叱ってしまい、うまくいかないときに、悩んだり、他のご家庭と比べてしまうことがあるかもしれません。
でも、わが子の個性は他のお子さんとは比べられません。
お子さんがわからないのだ、まだ知らないのだということを、親が知ることが大事です。
そして、お子さんのためだけの、できるような仕組みづくりをしてあげてください。

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