子供が生まれたら使い始めるチャイルドシート。平成12年4月らか6歳未満の乳幼児への使用が法律で義務化されました。
それ以前に免許を取得したパパさん、ママさんは、教習所の学科で習っていない場合があります。ぜひこの機会に情報を更新し、新しい法律に則って安全に運転できるよう参考にしてください。
チャイルドシートは何歳まで？
チャイルドシートは、道路交通法の第七十一条の三の3項で6歳未満の子供の着用が決められています。違反すると減点が1点、罰金はありません。
6歳までというと、小学校1年生くらいまでになります。年齢のほかに、シートベルトの構造が成人を対象にした作りになっているため、身長140センチ未満のお子様にも着用が推奨されています。
そのため年齢が6歳なるまではチャイルドシートを必ず着用し、6歳になっても身長が140センチに満たない場合には、安全のためにジュニアシートを着用すると覚えておきましょう。
ちなみに6歳児の男児の平均身長は116.7ｃｍです。推奨される140センチを超えるのが、10歳頃となります。小学校３，４生年までは直接大人のシートベルトを使用すると万が一の時に十分な安全が確保できない為、ジュニアシートや小学生向けのシートベルトを着用しましょう。
特例として、6歳未満であっても身長が140センチを超えている場合には、座席ベルトを適せるに装着できる座高があるとして、チャイルドシートの使用が免除されます。
チャイルドシートの種類
チャイルドシートは6歳までとわかりましたが、その後のジュニアシートへの移行のタイミングはどうなるのでしょうか。
チャイルドシートは幼児用補助装置です。子供が大きくなってくるとチャイルドシートではきつくなってきて、十分な安全を確保できなくなります。そこで、ジュニアシートに移行していきます。
チャイルドシートやジュニアシートにはどのような種類があるのかお話しします。
●チャイルドシート
幼児向けに作られたチャイルドシートは、メーカーによって異なりますが、大体2歳～4歳まで使用できます。使用時期に関しては購入時にメーカーの説明書を確認しましょう。その後は体格が大きくなってきますので、ジュニアシートに移行します。
最近ではチャイルドシートとジュニアシートが兼用できるタイプや、ベビーカーにドッキングできるタイプも販売されています。
産後、生まれた誕生した赤ちゃんを病院から自宅に連れてくる時に初めて使用する方が多いのではないでしょうか。出産前に購入、設置してスムーズに使えるように手順を確認しておきましょう。
●背もたれ付きジュニアシート
一般的なジュニアシートです。3歳頃～11歳頃まで使用でき、チャイルドシートからの移行がスムーズになっています。背もたれが外せるタイプがあり、大きくなってきたら座席部分のみで使用もできます。
●背もたれなしジュニアシート（座席部分のみ）
座席部分のみの販売で、座面が上がることにより、大人用のシートベルトが首に食い込むのを防ぎ、万が一の時に正しく支えられる位置にくるように設計されています。
まとめ
チャイルドシートの使用は法律で6歳までと義務付けられており、違反すると1点の減点です。産後すぐ必要になるので、出産前に用意しておきましょう。
ジュニアシートからの移行は、大体3～4歳頃です。お手持ちのチャイルドシートの使用期間を確認しましょう。
ジュニアシートは6歳を過ぎても、身長140センチになる小学校中学年くらいまでの使用が推奨されています。
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